映画「ウイッシュ」のエア感想
ディズニー100周年記念作品として作成された映画「ウイッシュ」
私は見てないし、今後見る予定も特に無いんですが、YouTube で批評動画をいくつか見て、自分も視聴済みのような気がしてきたので、エア感想というかエア考察してみようと思います。実際にはみていないので、間違ったことばかりと思いますが、まあいいでしょう。
この映画、悪役である マグニフィカ王 が、国民から集めた「ウイッシュ」を集めているが、国益に反する可能性がある「ウイッシュ」はかなえることがないという思想が、国王の考え方としてはあたりまえじゃないかという感想が多いようです。
そのような意見もその通りではあるのですが、この作品における「ウイッシュ」というのは、希望とか夢、望みという物ではありません。この作品は 寓話 であり、見た目をそのまま受け取るのは必ずしも正しくありません。
この作品における「ウイッシュ」というのは、観客に夢・希望を与えるために、ディズニーが今まで作ってきた作品、これから作られる作品のことを指しています。
アーシャ の おじいさん の「ウイッシュ」がかなった結果、「星に願いを」が奏でられたり、 マグニフィカ王 がかなえなかった「ウイッシュ」が、ピーターパン や メリーポピンズ であったりすることからも、それがわかります。
そう考えると、不都合な「ウイッシュ」をかなえない マグニフィカ王 というのは、作品を制作するか決定する ディズニー の経営陣に当たります。ロサス王国 の 国民たち は、作品を作ろうと企画する制作スタッフです。制作スタッフたちは、いろいろな作品をつくりたいという「ウイッシュ」を抱きますが、経営陣たる マグニフィカ王 は、ディズニーという会社としての思想に反しているもの、例えば 反ポリコレ思想 のようなものは、会社の思想に不都合であるため、かなえられる( = 制作する)ことはありません。
つまり、この 映画「ウイッシュ」という作品は、自由に作品を作れないでいる制作スタッフの抗議なのです。
いや、本当のことは知らないですけどね。
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